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八束小 SDGsの学習

令和2年11月27日金曜日、NPO法人真庭あぐりガーデンプロジェクトの藤原友規子さん(ゆきちゃん)と和田力さん(ちーくん)をお招きし、全校がSDGsについて学びました。

1・2年生は、2時間目に、3・4年生は、3時間目に、5・6年生は4時間目にそれぞれ音楽室で学習しました。
1~4年生は、SDGsの17のゴールのうち、2(飢餓)と4(教育)について特に学びました。カカオ農園で働く子どもの映像やお二人による寸劇を見ました。カカオ農園で働く兄弟は、厳しい環境の中でお腹いっぱい食べることも学校に行って勉強することもできない状況でした。私たちの生活は決して当たり前ではないことを感じた人も多かったと思います。寸劇では、1年間に捨てられる給食の量が一人あたり約17キログラムであることを知りました。驚くべき事実です。
5・6年生は、SDGsカルタで学びました。楽しく行う中で、SDGsの内容について知ることができたようでした。その日の自主学習にSDGsについてさらに調べた人もいたようです。
学習の最後には、自分が明日からできるアクションを考えてSDGs宣言書を書きました。「食べ残しをしない」「無駄な電気は消す」「ポイ捨てをしない」等子どもたちは学習したことを思い起こしながら書きました。SDGs宣言書は、SDGsツリーとして飾られることになっています。


真庭市は、SDGsの達成に向けた優れた取組を行う都市として「SDGs未来都市」に、また、その取組自体も先導的なものとして「自治体SDGsモデル事業」に選定されています。今回の学習は、真庭市で育っている子どもたちがSDGsについて改めて目を向けるきっかけになったのではないかと思います。一人一人の行いが良くも悪くも未来に繋がっていることも感じることができたのではないかとも思います。