本文
玉ねぎを収穫したよ!(久世こども園)
おいしい玉ねぎがとれたよ!
昨年4歳児が11月に玉ねぎの苗を植えました。細くてひ弱な苗を土に優しく植え、「こんなので本当に玉ねぎができるのかなあ?」と半信半疑の子どもたち。寒い冬を越え、春がきて4歳児だった子どもたちも進級し5歳児になりました。子どもたちの心配をよそに、玉ねぎは立派に育ち、少し小さめではありましたが、丸まるとした玉ねぎを収穫することができました。
収穫した玉ねぎをどうするか、みんなで考えました。「玉ねぎを吊るしてあるのを見たことがある!」という声から、吊るし方をおうちの人に聞いたり、園長先生に聞いたりして、方法を知ることができました。
「まずは、はさみで頭のところを切って…」
「ひもで、結ぶ…」「結ぶのって、難しいなあ~」
「あとは、吊るすだけ!」
みんなで試行錯誤して、吊るすことができました。
その後、「園でできたものだから、こども園のみんなで食べれたらいいな。」と話し合い、学校給食共同調理場に相談すると、給食に使ってもらえることになりました。
子どもたちは、段ボールに自分たちが収穫した玉ねぎをそっと優しく詰め、みんなで調理場に持って行きました。給食の先生に喜んで受け取ってもらい、子どもたちも嬉しそうです。
後日、「給食の味噌汁に子どもたちが育てた玉ねぎが入っています。」というお手紙をもらいました。自分たちの玉ねぎが入っていると聞いて大喜び🎵 いつも以上においしかったようで、みんな残さずしっかり味わって食べることができました。
今回の経験で、おいしく食べるまでには、たくさんの時間や手間がかかること、たくさんの人たちにお世話になっていることを知ることができました。食べ物の大切さ、感謝の気持ちを感じることができた子どもたちでした。