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人権参観日【樫邑小】
10月9日は、人権参観日でした。
1校時は、真庭市社会福祉協議会より山本雄大さんにお越しいただき、児童と保護者で「高齢者疑似体験」をしました。この体験の目標は、「疑似体験を通して高齢者や障害者の生活上の不便な点や気持ちに気付く」「困っている方を見たら、手伝おうという気持ちを持つ」ことです。
親子でペアとなり、体験セットを着用していきました。頭から足首まで、様々な装具を取り付けた上で、新聞を読むことや洗濯物を干すこと、階段の上り下り、字を書く、箸を使う、といった日常生活に必要な動作を行いました。
動きの一つひとつが普段と大きく異なり、苦労する様子が見られました。
保護者と共に経験できたことで、動きに困ることにかかわって親子での会話もずいぶん聞こえてきました。
今回の経験から、子ども達が感じ取ったことを、実際の生活の場で行動とし表れてくることを期待したいと思います。
2校時・3校時は保護者対象に今年度第2回目となる「親育ち応援学習プログラム」より、「たっぷり愛して、しっかり認めよう~子どもの自己肯定感を高めるかかわり方~」と題してワークショップを行いました。真庭市教育委員会生涯学習課より4名の先生方をお迎えし、話し合いを導いていただいたり、考えるきっかけを与えていただいたりしました。
まず7月のワークショップ以降を振り返り、自己肯定感を高める言葉かけ、接し方についての取組や難しさを共有しました。その後、子どもと向き合うためのヒントを共に考えたり、参加者自らの良いところを互いに認め合うなどの活動をしました。
まずは自分自身の良さに気付き、認めることが大切なんですね!7月からさらに深まった研修となりました。ありがとうございました。