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中和小 感動!! ふるさと学習発表会・交流会

印刷ページ表示 大きい文字で印刷 記事番号:0036739 更新日:2020年11月17日更新

感動!! ふるさと学習発表会・交流会

 2020年11月14日(土曜日)、ふるさと学習発表会・交流会を行いました。今年は新型コロナウイルス感染予防のため、音楽発表などが取りやめになりましたが、「中和いきいき学習の発表」と「交流会」を実施しました。
 中和小学校の発表会は、地域と密着した「ふるさと学習発表会・交流会」です。中和小学校を中心に地域がひとつになり、中和小学校の子ども達もまた、「地域を元気にする」という目標のもと学習してきたことを発表しました。

「中和いきいき学習」の発表

1・2年 「中和を笑顔にするために!!」

 1・2年生は、町探検で見つけたお宝を手作りの「ビックブック」を見せながら発表しました。このビックブック、その名の通りとにかく大きい!なんと縦163cm、横90cm、厚みが7cmの全20ページ! この中に、子ども達の学びの足跡と、発見したお宝情報がぎっしりと詰まっているというわけです!
 1・2年生らしい元気いっぱいの発表もさることながら、ビックブック作りを通して、自分たちの学びをより確かなものにし、地域の皆さんにしっかりと発信できたことは、本当に価値あることです。

中和を笑顔にするために中和を笑顔にするために中和を笑顔にするために

3・4年 「こちら3・4年生いきいき新聞社!!

 3・4年生は、「いきいき新聞社」を設立、「メモ帳」「名刺」「名札」を身につけ、日々、取材活動に励んできました。今回の発表では、「植杉川の生き物調査」で学んだことを劇風に発表しました。見どころは、植杉川で発見した絶滅の恐れのある4種類の魚(オヤニラミ、スナヤツメ、タカハヤ、アカザ)の紹介場面。魚に扮した児童に、インタビューアーが質問する形でおもしろおかしく紹介しました。演技力、表現力の豊かさは、さすが中学年!思わず引き込まれる役者ぶりでした。
 そして、植杉川の中の「ありがとうのつながり」への気付き、本当のお宝は意外と自分の身近にあることへの気付きなども、地域の皆さんに向けて発信することができました。地域の皆さんの植杉川を見る目も変わってくるかもしれません。

中和新聞社中和新聞社中和新聞社

5・6年 「中和の未来地図をつくろう」

 5・6年生は、10年後の中和の未来地図をつくることに挑戦しました。5・6年生が地図の中心に据えたのは「人」。中和の人口が年々減少していることに着目したというわけです。そして、10年後の中和が元気でいるために自分たちにできることを「くらし・なりわい」「里山・自然」「人との関わり」の3つの視点から考えました。
 大人が真剣に考えても答えのない問いに、小学校5・6年生なりに向き合い、考えをもち、堂々と発表する姿はさすがでした。

中和未来地図中和未来地図中和未来地図

交流会「中和未来会議~語り合おう!中和の良さ~」

 後半は、子どもも大人も一緒になっての「中和未来会議」。会の進行は、ガンちゃんこと「地域おこし協力隊」の大岩さんにすべてお任せ…(ありがとうございました!)。

 まずは、前半の発表会をふりかえり、それを踏まえて、これからの中和に必要なものを自由に語り合いました。
 低学年の子ども達からは「もっとお店があるといい!」「動物園がほしい!」などかわいい発言も…。それを聞いた大人たちからは、「それには、財源が…」「人が多くなると、絶滅危惧種はどうなるの?」 それを受けて、高学年児童から「『冒険の森』のように、自然を生かしたレジャー施設をつくったら?」というすごい意見も…。

 ほかにも…
 「ネットワークを生かして、中和の魅力を発信していくことでできることがあるのでは?」
 「小さなまとまりだからこそ、心地よさがある…、つながりを大切に豊かな自然を守っていくことが大切。」
 「大人も1・2年生のように五感をはたらかせて、中和を見つめ直すべき!」
 「“つながり”が大切。自分と、自分の子ども、孫…3世代で校歌を歌えて幸せ!」
 どの発言も中和を大切に思う気持ちがにじみ出ています。
 もちろん、結論は出ません。そもそも、答えなんかありません。でも、こうして大人も子どもも一緒になって自分たちの地域の未来について語り合う…こんな素敵な時間がとれる「中和」の素晴らしさを改めて感じた一時でした。

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