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中和小 飯島先生の出前授業(遠隔)
飯島先生の出前授業(遠隔)
2021年5月19日(水)、中和小学校3・4年生7人が、飯島先生による出前授業を受けました。飯島先生は、長年にわたり中和小学校の自然体験活動を支援してくださっている方です。新型コロナウイルス感染予防のため、昨年度に引き続き、オンラインでの授業となりましたが、植杉川の調査結果をお伝えしようと、子ども達は意欲満々でした。
また、この日もまた心強いお二人の指導者が、駆けつけてくださいました。「おにぎりマン」こと小桐さんと、「姫」こと古川さんです。いつも本当にありがたいです。
植杉川の生き物調査の結果を報告!
新4年生は、久々の再会を喜び、新3年生は、はじめましてのあいさつからスタートです。
今回の目的は、5月13日(木)の植杉川の生き物調査の結果報告。
飯島先生から「川へ行ったんだって?」「どんな発見があったの?」矢継ぎ早に出される質問に、子ども達は一生懸命に答え、教えていただいたことを一生懸命にメモしました。
「ありがとうのつながり」を考えながら中和の自然を調べる
飯島先生は、サワガニを例にサワガニと森のつながりをイラストでまとめながら教えてくださいました。サワガニが中和で生きていけるのは、冷たい水のおかげ、そして、冷たい水は森のおかげでできている…、「だから、サワガニは、冷たい水、そして、森にもありがとうなんだよ。」3年生の子ども達が『ありがとうのつながり』に出会った瞬間でした。
さらに、飯島先生は子ども達に語りかけます。
「どんな生き物も『ありがとう』がないと生きていけないんだよ。」
「ウスバシロチョウは、どんな『ありがとう』で生きているの?」
「スナヤツメは、どんな『ありがとう』で生きているの?」
「アカザは、どんな『ありがとう』で生きているの?」
「『ありがとう』は、ひとつだけじゃないんだよ。」
「『ありがとうのつながり』を考えながら中和の自然を調べる」、これが飯島先生から出された宿題です!
学校の周りで「ありがとうのつながり」さがし
2時間目は、フィールドワーク。学校の周りで「ありがとうのつながり」をさがしました。子ども達は、無心になって生き物をさがし、つかまえました。ウスバシロチョウ、スジグロシロチョウ、ベニシジミ、ヤマカガシ、トノサマガエル、ミヤマカワトンボ…名前がわからないアブやシリアゲムシの仲間などいろいろな生き物が見つかりました。
1時間はあっという間に終わり、まとめの時間、飯島先生から「どんなありがとうのつながりが見つかったかな?」と尋ねられた子ども達の反応は…。
「…。」
生き物探しには熱心に取り組んだのですが、まだまだ『ありがとうのつながり』という視点で自然を見つめることには修行が必要なようです。
さあ、今年の中和いきいき新聞社のメンバーは、この宿題をどのようにクリアするのか、今後の活動がとても楽しみです。
頑張れ! 中和いきいき新聞社!!