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【樫邑小】人権週間の取り組み
12月10日は世界人権デーです。日本でもこの人権デーに合わせ、12月4日~10日までを人権週間としています。
樫邑小学校では12月8日~17日を人権週間とし、様々な取り組みを通して、人権について考えていきます。
8日の朝の時間に人権集会を開きました。4~6年生までの児童が準備し、役割分担をして会を進行しました。
人権担当から人権とはなにか、一人一人の人権を大切にするとはどういうことかの説明がありました。
その後、6年生の児童が全校児童の人権標語をひとつずつ発表しました。どの標語も子どもたちの思いのこもったとてもすてきな標語です。 ・
そして人権週間の取り組みを児童が紹介しました。2本の「なかよしツリー」をハートとレッドリボンでいっぱいにしようという取り組みです。
大きなツリーにはハートの用紙に友達のよかったことやしてもらってうれしかったこと、言われて嬉しかったことを書いて貼っていきます。小さなツリーには「世界にたった一人しかいない自分と、まわりの人たちの体、命、心を大切にして仲良くします」という思いを込めてレッドリボンを張っていきます。人権集会後の休み時間にはさっそくハートやレッドリボンが貼ってありました。たくさんのハートやレッドリボンいっぱいのツリーになるのがとても楽しみにです。
人権集会当日の朝、児童玄関を入ったところに突然、子どもたちへのクイズが。
「ふわふわ言葉」があふれる樫邑小になってほしいという人権担当の思いのこもったクイズです。
ランダムに並んだひらがなから、7つのふわふわ言葉を見つけ出すという内容です。ひらがなの数も多く、難しかったですが、昼休みには7つの言葉が見つかりました。5年生が完成させてくれたようです。そのことを知った他の子どもたちは、「すごいなあ。」「天才じゃ。」などの言葉をかけていました。がんばって完成させた5年生も、その頑張りを素直に認めることができる他の子どもたちもどちらもとても素晴らしいと思います。
廊下には人権に関する本が並べられています。日頃はなかなか読まない分類の本かもしれません。この人権週間の機会に手にとってくれる児童がいたらうれしいですね。
日頃から仲のよいかしっこ達ですが、この週間を通してさらに相手のことを考えることができるかしっこになることを期待しています。