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かしむら学(樫邑小)
2月2日、「かしむら学」を行いました。
今回のゲストは福山真知子さんです。福山さんは、40年ほど前に本校に勤務(8年間)されていました。当時の学校の様子についてお話いただきました。
旧校舎の様子を、写真で示しながら説明してくださいました。外観や建物内部も現在とは異なっていました。幼児園、講堂、購買、と今はない部屋がありました。学級編制も現在とは異なっており、単学級(10人程度)だったそうで、子ども達は驚いていました。
学習や生活の様子も現在とは違っています。行事は現在に受け継がれているものもありますが、当時の方が種類が多く、内容も幅広かったようです。土曜日も4時間授業、簡易給食だったそうです。授業時間が多かった分、ゆとりがあり、いろいろなことに取り組めていたようです。子ども達は興味深く聞き入っていました。
パソコンもタブレットもない時代です。福山さんは、当時の、分厚く綴じられた手書きの学級通信を紹介してくださいました。その中に掲載されている児童の作文を読んでくださいました。文面からおおらかでゆったりした時代を感じました。
15分という時間があっという間に過ぎていきました。もっとお聞きしたかったと思います。
この日のために、多くの準備をしてくださりわかりやすくお話くださった福山さんに感謝しています。昔の樫邑小のすばらしさも感じ取ることができた貴重な機会でした。ありがとうございました。