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中和小 地域の方々に感謝の気持ちを! ~感謝集会~
地域の方々に感謝の気持ちを! ~感謝集会~
2月18日(金)中和小学校で「感謝集会」が開かれ、今年度お世話になった地域の方々26人が参加してくださいました。
この会を企画・運営したのは5・6年生…と言っても7人だけです。この7人が力を合わせ、知恵を出し合い創り上げた見事な「感謝集会」の様子をお伝えします。
めあて1「感謝」の気持ちを伝える!
この会のめあての1つ目は、お世話になった地域の方々に「感謝」の気持ちを伝えることです。
中和小学校には「中和いきいき学習」(生活科・総合的な学習の時間)という中和を生き生き元気にするための学習があります。この学習では、子ども達は積極的に地域に出たり、地域の方をお招きしたりして、共に学びを深めます。1年間でお世話になった地域の方はざっと数えて50人!(述べ人数ではもっともっと多くなります。)お世話になった地域の皆さんに感謝の気持ちを伝えるために子ども達が一生懸命に準備しました。
めあて2「ありがとうのつながり」をプロデュースする
めあての2つ目は「ありがとうのつながり」をプロデュースすることです。
中和小学校には「ありがとうのつながり」という学びのキーワードがあります。中和小の子ども達は、身の回りの「もの・こと・ひと」の間にある「つながり」とその意味を考えてきました。その「つながり」は、ミツバチと花のように分かりやすいものもあれば、「魚をとる人」と「魚」のように深い思考を必要とするものもあります。
そして、5・6年生は今年度「人のありがとうのつながり」をプロデュースすることを目標に学習に取り組んできました。この会を通して、中和に住む人々の「つながり」をより強くしたい…そういう子ども達の思いがこの会に込められていました。
ありがとうのつながり◯✕クイズ
これまで学びを深めてきた「ありがとうのつながり」を◯✕クイズで地域の皆さんに伝えました。また、中和に移住して来られた方についてのクイズを出して「ありがとうのつながり」の絆を深めることに貢献しました。
昔遊びで交流
「お手玉」「めんこ」「けん玉」「あやとり」「こま回し」など昔の遊びを通して、地域の方々と交流を深めました。何かを一緒にすると自然に会話がはずみ、心が触れ合うものです。地域の方と子ども達の輝くような笑顔がすべてを物語っていました。
バイオリンのミニ演奏
5・6年生が、岡山県立大学の安久津先生から教わったバイオリンの腕前を披露しました。いつもリードしてくださる安久津先生がおられず、バイオリンの音色はちょっとだけ迷走しました…が、そんなことは大した問題ではありません。一生懸命最後までやり抜いた子ども達に大きな拍手が送られ、会場は温かい雰囲気に包まれました。
感謝状・感謝メダル贈呈
子ども達の感謝の気持ちのこもった手紙と手作りのメダルが一人一人に手渡されました。メダルづくりには、1~4年生も一役買っています。全校のみんなの心が地域の皆様のハートにしっかりと届いたことでしょう。
ふりかえりで深まる学び
中和小学校の学びはいつでも「めあて」と「ふりかえり」がセットです。ふりかえりでは次のような子ども達の言葉が聞かれました。
「いっしょに昔遊びなどをして、知らない方とも関わりあえて嬉しかったです。」
「感謝集会に向けて、準備を頑張ってきました。お客さんに喜んでもらえたことが嬉しかったです。」
「私達がいろいろな方に支えてもらっていることが分かったし、感謝の気持ちを伝えられて良かったです。」
そして、地域の方からもこんな言葉をいただきました。
「みんなのありがとうの気持ちをたくさん感じられて、こんな嬉しいことはありません。ありがとう!」
中和小学校は「地域に開かれた学校」です。これからも地域の方々との「ありがとうのつながり」を大切に、共に学びを深めていきたいと思います。