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中和小 冬のみどり坂探検
冬のみどり坂探検へ ~中和いきいきたんけん隊~
少し前の話題になってしまいましたが、3月3日(木)中和小学校の低学年が結成する「中和いきいきたんけん隊」5人が冬のみどり坂探検に行きました。
「みどり坂」は、中和小学校の裏山にある古い道です。子ども達のお父さん、お母さん世代は普通に通っていたらしいのですが、今では誰も使っていません。中和いきいきたんけん隊は、2学期から何度かここに探検に行き、お宝を見つけて情報発信してきました。
秘密グッズ スノーシュー!!
これまで不可能だと思われていた冬の探検に出発です。冬のみどり坂は、少し溶けたとは言え60cm近い積雪…。そこで、この日はスペシャルゲストを頼みました。「津黒いきものふれあいの里」館長の雪江さん、はにわの森の樋田さん、地域おこし協力隊で生き物のスペシャリスト千布さんの3人です。
雪江館長が準備してくださったのは「スノーシュー!!」 これを装着すると雪の上を普通に歩けるらしい…子ども達の目が期待で輝きます。
足跡、うんちを発見!
準備完了、いよいよ探検に出発です!
「何か足跡がありま~す!!」
すぐに隊員が謎の足跡を発見。みんなで集まり加奈さんお手製の足跡図鑑で調べます。(加奈さんも中和の生き物博士です)検討の結果、イノシシの足跡らしいことが判明しました。周りを見るとあるわ、あるわ…イノシシの足跡だらけ!夜の間、イノシシが走り回っている姿が子ども達の頭に浮かんできたことでしょう。
しばらくして、別の隊員が木の幹をこすったような跡を発見!
「何だろう?」
「これはクマだよ。クマは体を木にこすりつけるんだよ」
「イノシシじゃない?」
子ども達は想像を巡らせましたが、結局、結論に至らず…。(でも、クマだったらエライことです。)
そして、何とかみどり坂まで到着。意外にもみどり坂は、ほとんど積雪があまりありませんでした。木に覆われているからでしょうか。しかし、夏や秋に来たときとまるで風景が違います。
「うんちがありま~す!」
ある隊員が発見しました。
「夏にもここにうんちがあったよ。」
ここで生き物博士千布さんの登場です。千布さんにも断定は難しいようで、雪江さん、樋田さんと話し合っています。
「タヌキじゃないですか?」「いや、タヌキにしては…」「イタチは?」
なんだかとても楽しそうに見えました。
※ 残念ながら取材班の私はここで撤退。あとは聞いた情報をお伝えします。
この後、子ども達は次々と足跡を発見したそうです。キツネ、ウサギ、タヌキ…。そして、「キツネとウサギ」というネイチャーゲームを楽しみました。写真で紹介します。学校に帰ってきた子ども達の顔は満足そうでした。
学習の成果を新聞に!
さて、冬のみどり坂を五感を通して体験した「中和いきいきたんけん隊」は、学んだことを新聞にまとめました。中和小学校では、3・4年生は「中和いきいき新聞記者」として、中和の「人・こと・もの」を調べ、中和の魅力を発見し発信します。2年生は来年度、立派な新聞記者になれそうですね。