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中和小 飯島先生オンライン出前授業
飯島先生オンライン出前授業
2022年5月18日(水)中和小学校の3・4年生が結成する「中和いきいき新聞社」の記者達が、飯島先生のオンライン出前授業を受けました。
▲テレビ会議システムを使って茨城県の飯島先生と交流する子ども達
飯島先生って?
飯島博(いいじまひろし)先生は、NPO法人アサザ基金の代表理事で、これまでにも何度も中和小学校に出前授業に来てくださっています。(ここ数年はコロナ禍でオンライン授業をしていただいています。)
現在、中和小学校が取り組んでいる「中和いきいき学習(総合的な学習の時間・生活科)」のキーワード『ありがとうのつながり』も飯島先生から教えていただいた概念です。そして、中和小の子ども達は、地域の中の『ありがとうのつながり』を探究することを通して、地域の魅力や課題を発見する学習に取り組んでいます。
▲飯島博先生
「ありがとうのつながり」を考える
モニター越しに3年生は「はじめまして!」、4年生は「お久しぶりです!」と、出前授業が始まりました。さっそく4年生が切り出します。
「去年は川の学習をしたのですが、今年は山の学習をしようと思っています!」
「川と山って何かつながりがあるんですか?」
すかさず、飯島先生、
「あるよ〜。それが『ありがとうのつながり』だよ。」
「昔の人は山や川とお話していたんだよ。」
「今の人達は、山や川とのつながりを感じることが少なくなっているんだね。」
「1ぴきだけでは、どんな生き物も生きていけないんだよ。」
飯島先生は、いろいろな例え話をしながら初めての3年生にも分かりやすく『ありがとうのつながり』を教えてくださいました。
▲頭をフル回転させている子ども達の眼差し
生き物を見る3つのポイント「体のつくり・すみか・くらし」
飯島先生のお話には、いつもいろいろな生き物が登場しますが、この日登場したのはカブトムシ。
「カブトムシの体のつくりの特徴は?」
「え~っと、頭・胸・腹に分かれています!」
「どんな場所にすんでいる?」
「森にすんでいます!」
「どんなくらしをしている?」
「よう虫は土の中にいます!」
「成虫は樹液、よう虫は土を食べています!」
飯島先生の質問に答えていくと あら不思議!カブトムシの「ありがとうのつながり」がどんどん見つかります。そして、子ども達は、生き物の「ありがとうのつながり」を見つける3つのポイント「体のつくり・すみか・くらし」を学びました。
▲カブトムシを例に問いかける飯島先生 ▲猛烈なスピードでメモする記者達
飯島先生からの宿題
さて、今回の授業で飯島先生から宿題が出されました。それは、「ササユリ」と「牛」の「ありがとうのつながり」を見つけること。子ども達が探究しようとしている中和の山の「ありがとうのつながり」を考える上で「ササユリ」と「牛」は、重要なキーワードになるということです。そのために、まずは、ササユリや牛の「体のつくり・すみか・くらし」を調べることが必要です。
さあ、中和いきいき新聞社の社員は、今後、どんな中和の山からどんな魅力を見つけて、どのように中和の人を元気にしてくれるのでしょうか! とても楽しみにしています。
▲牛の話を聞かせてくれた小桐さん ▲休憩時間に古川さんに質問する児童 ▲飯島先生にお別れする記者達
頑張れ! 中和いきいき新聞社員たち!