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中和小 社会科見学へGO!
社会科見学へ!
2022年9月日(木)、中和小学校の児童19人が社会科見学に行きました。そのときの様子をお伝えします。
給食づくりの現場を学ぶ! ~真庭市中央食育センター~
真庭市中央食育センターで、子ども達は、給食を調理する様子を見学しました。毎日のように食べている給食ですが、調理の様子を見るのはもちろん初めてとあって、子ども達は歓声をあげながら見入っていました。
また、実際に使用している調理器具を手にした子ども達からは、「えっ?こんなに重いの?」と驚きの声が…「軽い素材だと壊れやすく異物混入の危険性があるので、重くても丈夫な器具を使っています」との説明に納得の表情を見せる子ども達。自分の目で見て、実物に手で触れ、その上で説明を聞くことで「なるほど!」という深い理解に至ることができました。
見学を終えた子ども達からは「25人で最大1300人分の給食をつくるなんて大変!」「感謝して給食をいただこうと思った。」などの感想が聞かれました。
食育センターは、その名の通り「食育」を推進することに力を入れており、見学や研修がしやすく工夫された施設でした。また、職員の方々は、子ども達にも分かりやすく、温かい口調でお話をしてくださいました。
さて、見学を終えたのは11時過ぎでしたが、周囲に漂う美味しそうな香りに、子ども達はもうお腹ペコペコ…、いつもより1時間も早く昼食(お弁当)をいただいたのでした。
みんなで元気に遊ぶ! ~おちあいわんぱく広場~
おちあいわんぱく広場では、学校にはない複合遊具で元気いっぱいに遊びました。中和小の子ども達は、学年に関係なくみんなで仲良く遊ぶことができます。秋晴れの下に子ども達の楽しそうな笑い声が響きました。
中には「秋の宝探し」に夢中になっている子も…。手にした袋の中には、ドングリや赤い木の実、黄色いきのこ、小枝などがいっぱい!服にくっつく草の種やチョウの幼虫などたくさんの宝物を発見していました。
読書の魅力がさらにUP! ~真庭市立中央図書館~
真庭市立中央図書館は、真庭市の中核的な図書館です。まずは広い館内をぐるりと巡り、バックヤードを含め、じっくりと見学しました。
これは私の感想なのですが、まずは作りがとてもおしゃれ!四角い書架が整然と並ぶ通常の図書館のイメージとは違い、書架が円形に配置されていたり、螺旋状の書架があったり…とにかく居心地の良い空間だと感じました。また、児童書が多い!購入費用の40%が児童書に当てられているのだとか…そして、読書通帳(借りた本の履歴が印字される)など、子どもが本を借りたくなる工夫がいっぱい!私が近くに住んでいたら毎日でも行きたいと思う図書館でした。
さて、子ども達は、見学しながらも「あっ、この本借りたい!」。また、借り方の説明を聞きながらも、うずうずしている子ども達の心の内が伝わってくるようでした。この日は荷物の関係で5冊までと制限されましたが、「もっと借りたい…」という声もちらほらと…。
中和小学校では「読書活動の推進」が今年度の重点取組のひとつです。学校では様々な工夫をして読書を楽しむ子ども達を育てようと頑張っています。この日の体験が子ども達の読書習慣の定着に一段と拍車をかけてくれることでしょう!
いつでも、どこでも「ふりかえり」!
中和小学校では、子ども達の主体的な学びを育むために、授業だけでなくあらゆる教育活動で「めあて」と「ふりかえり」を大切にしています。この日の見学も例外ではありません。
自分自身の思いを言葉にして表明することには大きな意味があります。自分の学びが整理され、達成感や成長を確認できます。また、友達の「ふりかえり」を聞くことは多様性を認めることにもつながるのです。
この日も学校へ帰ってからのふりかえりで、ほとんどの子どもが感想や自らの学びを自分の言葉で語りました。私達もこの見学がとても良い1日だったことを子ども達の言葉で確認することができ、本当にうれしく思いました。
お世話になった施設の皆様に心から感謝いたします。本当にありがとうございました。