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中和小 「中和いきいき学習発表・交流会」開催!
「中和いきいき学習発表・交流会」開催
2022年11月12日、「中和いきいき学習発表・交流会」が開催され、中和小児童19人と保護者、地域の方々、真庭なりわい塾生が参加しました。
中和いきいき学習発表・交流会とは?
本校の学習発表会は、前半の「中和いきいき学習発表会」と後半の「交流会」からなります。
「中和いきいき学習発表会」では、子ども達が「中和いきいき学習(総合的な学習の時間・生活科)」で学んだ成果を保護者や地域の方々に発信します。
「交流会」では、共通のテーマに沿って子どもから大人まで参加者全員で中和の未来について自由に意見を交わします。
「中和いきいき学習発表・交流会」は、地域と学校をつなぐ架け橋として重要な意味をもつ会なのです。
低学年 われらはおたから見っけ隊☆
「中和いきいき探検隊」(低学年4人)は、みどり坂や学校の周り、津黒いきものふれあいの里で発見した「中和のお宝」を元気いっぱいに紹介しました。
春、夏、秋と継続して探検してきた「みどり坂」。季節によって姿を変える中和のお宝を五感と心を駆使して発見したことを、しっかりと発信しました。
「津黒いきものふれあいの里」探検で発見したモリアオガエルの飼育についての発表もありました。「飼育環境(すみか)」を知恵をしぼって整えたり、「食べ物(エサ)」を協力して集めたり…、飼育を通して体験したことすべてが、中学年以降の学びのキーワード「ありがとうのつながり」への貴重な気付きになったことでしょう。
中学年 中和いきいき新聞記者 煌めき ~里山編~
「中和いきいき新聞記者」(中学年7人)は、学びの舞台を「川」から「里山」にシフトし、中和のシンボル「ササユリ」を出発点に、里山の「ありがとうのつながり」を調査し考えたことを、クイズを交えて地域の皆さんに発信しました。
新聞記者達は、ササユリの現地調査に行き、新谷さんや雪江さん(津黒いきものふれあいの里館長)から話を聞きました。また「子どもなりわい塾」で三船さんから聞いた「牛」のお話は、子ども達の考えが深まるきっかけになりました。
『ササユリは、中和の里山にあるたくさんの「もの」とつながっている。邪魔者だと思っていた「草」も「ササユリ」とつながっているし、私達「人」にもつながっている。里山のありとあらゆる「もの」や「人」が「ありがとうのつながり」で対等につながっている』という見事な学びを地域の皆さんにユーモアいっぱいに伝えた新聞記者達でした。
高学年 中和いきいきプロデューサー「ありがとうニュース」
高学年8人は「中和いきいきプロデユーサー」として、竹を生かして「中和のありがとうのつながり」をプロデュースすることにチャレンジしてきました。はじめに企画した「竹でご飯を炊いてみんなで食べる」という企画は、新型コロナウイルス感染拡大により、中止せざるを得ませんでした。
しかし、彼らは決してあきらめることはありませんでした。食べることがだめなら…と知恵を絞って考え出したのが「竹灯籠で中和神社をライトアップする」というプロジェクト。そして、この発表会の夕方、ついにそのイベントを実行するという状況下での発表でした。
竹灯籠のイベントに至るまでの努力と苦労の軌跡や、お世話になった地域の方々への感謝の気持ちを「ありがとうニュース」の報道という形で会場のみなさんにしっかりと伝えたプロデューサー達でした。
交流会 中和未来会議2022
~「ありがとうのつながり」で創ろう 中和の未来~
交流会(中和未来会議2022)のメンバーは、小学生と保護者、「中和いきいきサポーターズ倶楽部」のメンバーをはじめとする大勢の地域の皆さんです。そして、今年度は「真庭なりわい塾」の塾生さんも大勢参加してくださいました。そして、司会・進行はおなじみの中和いきいきサポーターズ倶楽部の大岩さんです。
みんなが対等な立場で「ありがとうのつながり」で創ろう 中和の未来というテーマで自由闊達に意見を交わしました。
「中和のお祭りをインスタなどSNSで広めたらいいんじゃない?」
「しめ縄づくりのイベントを復活したら?」
「若い人たちと交流した方がいい。」
「紅葉祭での琴やバイオリンの演奏が素敵だった!継続してほしいな。」
「中和のオリジナルグッズを作ったら面白そう!」
「竹灯籠のイベントは子どもが企画しているところが画期的だ! 」
「みんなが仲間になるためには、地域の「人」や「こと」を知り合わないといけない。この交流会がまさにその場になっていると思う!」
最後にみんなで記念写真を撮って全日程を終了しました。