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(樫邑小)紙すき体験part1
2月3日(金曜日)、樫邑小学校伝統の紙すき体験をしました。
午前中は1、2、3年生が、午後は5,6年生が挑戦しました。
初めて、和紙すきをした1年生。樫西和紙工房の小川さん、創作和紙作家の星野さんにそばで優しく、丁寧に教えていただき、和紙すきに挑戦しました。2年生も小川さんと一緒に紙すきをしました。
3年生は少し小川さんに助けてもらいながら、一人で和紙をすきました。
和紙をすくのは見ている以上に難しく、体験してみて初めてわかることがたくさんあります。
はじめはなかなかうまくいきませんでしたが、だんだんとうまくできるようになってきました。
真剣な表情から、子どもたちの緊張が、そばで見ている教職員にも伝わってきました。
すいた和紙は星野さんが丁寧にしわがよらないように台の上で伸ばしてくださいました。
その後、星野さんの創作和紙の作品を見せていただきました。子どもたちは創作和紙でつくったイヤリングやピアスに心奪われ、担任の先生に「買ってください」とお願いしていました。
5、6年生も「昨年より上手に和紙をすこう」と意気込んで挑戦しました。
昨年から一年ぶりの紙すきに思うようにいかなかったようですが、真剣に集中して取り組みました。
「小川さんから何回失敗してもやり直せるから大丈夫」と声をかけていただき、納得するまで何度も挑戦しました。
小川さんは子どもたちを見守って下さり、難しい場面になったときには手伝ってくださいました。
小川さんが紙をすくとあっという間に紙の厚さが厚くなっていきました。
さすが、小川さん。小川さんの流れるような技に子どもたちは「どうしたらうまくいくのか」を考えていました。
樫邑の伝統行事に取材の方も来られていました。紙すき後にはインタビューもありましたが、恥ずかしながらもしっかりと質問にこたえることができていました。
小川さん、星野さん、ありがとうございました。
次回は2月22日に挑戦します。6年生は自分の卒業証書となる和紙を漉きます。