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中和いきいき学習科とは?
中和いきいき学習科とは…
令和5年度、中和小学校は文部科学省から教育課程特例校の認定を受けました。これにより「中和いきいき学習」が教科化され「中和いきいき学習科」になりました。
中和いきいき学習科の目標
- 探究的・協働的な学習を通して「ものを見る目と気付く力」「自ら考え、探究し学び合う力」「自己を見つめ、ともによりよく生きる力」を育成します。
- 地域の未来を自分達で考え、切り開く意欲と能力、ふるさとを愛する心をもった児童を育成します。
中和いきいき学習科の内容
中和いきいき学習科では、中和の豊かな「もの・こと・人」に関わる体験をし、その魅力や課題を整理・分析することを通して、地域をいきいき元気にするために自分達にできることを探究する活動です。
中和いきいき学習科の全体構造
中和いきいき学習の目的はすべての学年において「中和をいきいき元気にすること」です。探究課題の対象は中和の豊かな「もの・こと・人」ですが、具体的な探究課題は定めていません。低学年は「中和いきいき探検隊」、中学年は「中和いきいき新聞記者」、高学年は「中和いきいきプロデューサー」として、目的達成のために、発達段階に応じた探究活動を展開します。
探究活動は、課題設定→体験→表現→交流という一連のスパイラルです。その過程において子ども達につけたい力を育成するとともに、ふるさとを愛する心を養っていきます。
中和いきいき学習科を支えるもの
1️⃣ 4つの対話アイテム
中和いきいき学習科では、どの学習過程においても「学び合う授業」を大切にします。 学び合いの基盤になる「対話する力」を育むため、中和小学校には「4つの対話アイテム」という考え方があり、日々の授業で実践しています。
2️⃣ 「めあて」と「ふりかえり」
中和小学校では、授業だけでなくあらゆる教育活動において、児童の主体性を育むために「めあて」と「ふりかえり」を行っています。「めあて」は学習課題に対して、自分がどのような態度で向き合うのか「ふりかえり」は「めあて」をどの程度達成できたのかを自分の言葉でアウトプットする活動です。
3️⃣ 地域との連携・協働
中和いきいき学習科の目的は「中和をいきいき元気にすること」ですが、これは地域住民の願いと一致しています。つまり、中和いきいき学習科は、地域と学校をつなぐ架け橋の役割を担っていると言えます。
平成28年に、地域住民が主体となり立ち上げた「中和いきいきサポーターズ倶楽部」は、情報提供や講師派遣などで学校教育を力強くサポートしています。また、いきいき学習プロジェクトチームは、校内研修に参加し、専門的な知見から授業を支援するとともに、その理念を地域に還元する役割も果たしています。