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(樫邑小)音楽アウトリーチ

印刷ページ表示 大きい文字で印刷 記事番号:0091370 更新日:2024年9月3日更新

9月3日(火曜日)、昨年度に引き続き、今年度も音楽アウトリーチを実施しました。

アウトリーチとは「より遠くに達すること、通常の活動範囲から踏み出すこと」を意味にしています。優れたアーティストが学校や地域に出向いて、普段触れる機会の少ない人達に働きかけることで、特に子どもたちに対しては豊かな感受性や表現力、想像力を育む効果を期待する事業です。

真庭市と真庭エスパス文化振興財団がこの事業に力を注いでくださっています。

今年度、樫邑小に来てくださったアーティストはヴァイオリン奏者の山口幸子さんとピアノ奏者の相馬邦子さんです。

地域の方にもお声かけをしたところ、10名を超える方が参加してくださいました。

いよいよ始まったアウトリーチコンサート。

曲が始まると会場はシーンとなり、ヴァイオリンとピアノの世界に浸ることができました。

「トルコ行進曲」や「きらきら星の変奏曲」など、子どもたちの知っている曲もありました。

「となりのトトロ」では会場の手拍子とともに、曲を聴いていると元気になりました。

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曲と曲の間には、ヴァイオリンについての説明もしていただきました。

ヴァイオリンの大きさによって音や違うことや弓を持つ力加減がとても難しいことなど新しい発見がたくさんありました。

「弾いてみる?」と山口さんの声かけに、1年生がヴァイオリンを初めて弾きました。

ヴァイオリンを持ったこともない1年生が山口さんに教えていただきながら、ヴァイオリンを弾くと見事な音が会場に。

その綺麗な音に会場は大きな拍手に包まれました。

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コンサートの最後にはヴァイオリンとピアノの演奏に合わせてみんなで「もみじ」と「ふるさと」の歌を歌いました。

会場に響き渡る児童と地域の方の声を耳にすると、胸がじいんとなりました。

「樫邑はやっぱり素晴らしい地域だ」と、会場におられる皆さんが再認識されたことでしょう。

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コンサート終了後には、山口さんの周りに児童が集まっていました。いつの間にか、即席のヴァイオリン教室が開かれていました。

みんな、ヴァイオリンを弾いてみたかったのですね。

一人一人、順番にヴァイオリンを弾かせていただきました。音が出るととてもうれしそうな表情でした。

なかなか経験できない、素晴らしい経験ができました。

「ヴァイオリンを習ってみたいです。」「私はピアノ教室に行きたいです。」と新たな夢もできました。

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山口さん、相馬さん、プロのテクニックと生の迫力のある演奏をありがとうございました。

また、真庭エスパス文化振興財団にみなさま、真庭市スポーツ文化振興課のみなさま、ありがとうございました。

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