本文
中和小 小串小学校とオンライン交流
小串小学校とオンライン交流
令和3年3月4日(木)、中和小学校3・4年生が、岡山市の小串小学校とオンラインで交流しました。今年度2回目の交流になります。
今回の目的は、1年間の学びの成果を報告し合うこと。「中和いきいき新聞社」は、植杉川の生き物調査で分かったことを報告しました。
報告1 植杉川の生き物
「中和いきいき新聞社」の社員は、学校の近くを流れる植杉川で発見した生き物について、図鑑で調べたり、津黒生き物ふれあいの里の雪江館長さんに尋ねたりして分かったことを、図鑑としてまとめました。
この日は、完成した図鑑を見せながら、説明しました。
ところで、この図鑑、内容的には一般の図鑑に載っていることの抜粋です。しかし、この図鑑の本当の値打ちは、それとは違うところにあります。それは、これらの生き物が2020年に植杉川に生息していたことを示す世界で唯一の資料だということです。「中和いきいき新聞社」写真のみなさんもぜひ、そこのところを誇りに思ってほしいです。
報告2 超バージョンアップ!「ありがとうのつながり」
この日の注目ポイントは何と言っても、一気にバージョンアップした「ありがとうのつながり」です。飯島先生からのアドバイスを受け、みんなで考え直したものです。その大きさ何と模造紙2枚分!!
このつながりマップは、子ども達の努力の軌跡であり、学びの結晶です。
盛り上がった! 謎の魚「ケッケ」
小串小学校の友達からも、たくさんの報告がありましたが、中和の子がもっとも食いついたのが「ケッケ」という名前の魚。そこに質問が集中しました!
Q:どんな色ですか? → A:「白っぽい色です!」
Q:大きさはどのぐらいですか? → A:「手のひらぐらいです!」
Q:食べられますか? → A:「食べられます!」
Q:どうやって食べますか? → A:「唐揚げにして食べます!」
Q:白身ですか? 赤身ですか? → A:「白身です!」
やはり、子ども達、食べ物には関心が強いようです…。
後で、分かったのですが、この魚の標準和名は「ヒイラギ」。「ケッケ」は地方名のようでした。
コロナ禍ならではの「学び」
昨年度は、お互いに学校を訪問し、交流したのですが、今年度は、コロナ禍のためオンラインでの交流を余儀なくされました。しかし、何事も考え方しだいで良くも悪くもなるものです。コロナ禍だからこそ、「オンライン交流」という貴重な体験の機会を得、その便利さや難しさに気付くことができました。
また、そのような環境下でも、たくましく、好奇心豊かに学び続けた「中和いきいき新聞社」の記者たち、本当に立派でした!