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(樫邑小)福祉って?
5月23日(火曜日)5校時に真庭市社会福祉協議会から2名の方(土井さん、戸田さん)に来ていただき、福祉についての授業をしていただきました。
「福祉ってなんのこと?」の問いかけに、答えが出なかった子どもたち。
福祉とはすべての人々のふだんのくらしをしあわせにすること、自分の力や家族の力だけではできないことを解決するための取組のことだと話を聞き、子どもたちもイメージができたようでした。
社会福祉協議会という名前を初めて聞いた児童もいました。
どのようなことをしているのかを説明していただき、社会福祉協議会の必要性を実感したようでした。
次に車いすで生活している人について学習しました。
車いすはどのような人が使っているのか、車いすは何のためのものなのか、車いすの種類や特徴を学習しました。
車いすで生活している人について、グループでイメージを出し合いました。
・だれかの助けがないと、生活が大変そう。
・やりたいことができない。
・困ったことがありそう。 など
子どもたちのイメージはマイナスなイメージが多く出ていました。
車いすで生活されている中島さんのくらしを紹介してもらいました。
市役所で働いていることや旅行が好きで全国や外国を旅行したこと、ドライブや庭造りもしている、さらには車を運転運転していることなどを知り、子どもたちは驚いていました。
また、全国障害者スポーツ大会で入賞されたことを知り、さらに驚きました。
子どもたちのイメージと中島さんのくらしはちがったようです。
中島さんがくらしの中で必要だと思っていることも紹介してもらい、車いすでの生活についての理解が深まりました。
その後、もう一度グループで話し合いました。
・車も運転できてすごいと思いました。
・できることが思っていた以上にたくさんありました。
・スペースがないところは困るので、困らないようにする必要があります。など
初めて知ったことや感じたことを交流しました。
最後に地域の誰もが安心してくらせる地域になるためにできることについて考えました。
すぐには答えができませんでしたが、これから子どもたちが考えていく必要がある課題です。
6月10日の参観日では、おうちの方と一緒に車いす体験をする予定です。
みんなで福祉について考えるきっかけにしたいと思います。
土井さん、戸田さん、ありがとうございました。